ビンラディンは殺害されたが、国際テロ組織アルカイダでは”殉教者”として神格化されるといわれていた。ワシントン時事はビンラディンの遺体は、すでに海で水葬に付されたと報じている。
土葬に付したら遺体の奪取や埋葬地が聖地化されることは十分に考えられる。それを防ぐために水葬に付してどこに遺体があるか分からないようにしたのであろう。
だが少し手際が良すぎる。実際には遺体はドライアイス漬けにしてワシントンに送り、発表は海で水葬にしたことにした?。007の国際謀略戦の見過ぎだと笑われそうだが、ホルマリン漬けとなった遺体がCIA本部の地下室で眠っていることも、あり得る。
聖地はCIA本部の地下室・・・やはり推理小説の読み過ぎ??。
<【ワシントン時事】米部隊の急襲作戦で1日に殺害された国際テロ組織アルカイダ指導者のウサマ・ビンラディン容疑者の遺体が、海で水葬に付されたことが2日分かった。
米政府当局者はAFP通信に対し「ビンラディン容疑者の遺体はイスラムの慣習と伝統に照らして適正に扱う」と述べていたが、イスラム教では土葬が一般的で水葬は極めて異例。同通信によると、エジプトの首都カイロにあるイスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルの総長顧問は同日、「水葬はイスラム教に反する」と反発した。
ビンラディン容疑者の遺体を水葬に付した理由について、米高官はメディアに「引き取り手がなかった」と説明している。ただ、殺害直後の水葬だけに、遺体の奪取や埋葬地が聖地化される状況などを避けようとしたのではないかとの見方も出ている。(時事)>
杜父魚文庫
7803 ビンラディンの遺体は水葬に付した 古沢襄

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