8071 「夏の幽霊みたいなもの・・・」  古沢襄

フランケンシュタインのような顔をした原理主義者で面白味に欠ける岡田民主党幹事長だが、首相が「脱・原発」を争点に衆院解散・総選挙に踏み切る可能性について「夏の幽霊みたいなもの・・・」と珍しく切れ味のよい発言で斬り捨てた。
24日のBS朝日の番組収録での発言だが読売新聞は、最近の首相の強気言動が「退陣論を加速させてしまった」という岡田氏の見方を報じている。
<民主党の岡田克也幹事長は24日、BS朝日の番組収録で、菅直人首相が「脱原発」を争点に衆院解散・総選挙に踏み切るとの観測について、「夏の幽霊みたいなもので、根拠は何もない。常識的に解散はないし、あってはならないことだ」と否定した。
岡田氏は首相が成立に強い意欲を示す再生エネルギー特別措置法案について「国民に浸透しておらず、(選挙の争点という)テコに使えるとは思えない」と指摘。その上で、小泉純一郎元首相の「郵政解散」を引き合いに「郵政法案も自民党の中でドラマがあり、盛り上がっていった経緯があるが、そういうものがない」と述べた。(産経)>
<民主党の岡田幹事長は24日のBS朝日の番組収録で、「菅首相は『一定のメドがつけば身を引く』と言い、後戻りできないルビコン川を渡ってしまった(から)、もう少し謙虚に対応しても良かったのではないか。意欲をみなぎらせたことで逆に押し返されてしまった」と述べ、首相の言動が退陣論を加速させたという見方を示した。
首相が「脱・原発」を争点に衆院解散・総選挙に踏み切る可能性については、「夏の幽霊みたいなもので、根拠は何もない。常識的にないし、あってはならないことだ」と否定した。(読売)>
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