一九一〇年の日韓併合は、ここまでくると当時としてむしろそうならなかったら不思議といわれそうな、世界からは当然と見られた措置であったとさえいえる。 「国民の歴史」西尾幹二 p534
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菅総理は「主体思想」の実践者。国民は「泡」を食え。首領様はビールを飲む。
*主体(ちゅちぇ)思想=マルクスレーニン主義を基に、金日成が独自の国家理念として展開した。人間は自己の運命の主人であり、大衆を革命・建設の主人公としながら、民族の自主性を維持するために人民は絶対的権威を持つ指導者に服従しなければならないと唱える。
■「国民の歴史」にみる朝鮮併合の様子(以下、国民の歴史」西尾幹二著より抜粋、p534~、タイトルは自作)
□1 併合は侵略ではない
併合は国際法上の「強制」ではない。他国から猛反対されたヒトラーのチェコおよびオーストリア併合、ソ連のバルト三国併合とは性格を異にしている。世界はその頃日韓併合をアジアの平和に最上策として支持したのである。
もしこれが犯罪といわれるのなら、イギリスは「共犯」であり、アメリカは少なくとも「従犯」であると、ヘレン・ミアーズ 『アメリカの鏡・日本』 は述べている。
□1 当時の当たり前
日本のこの件での行動はすべて、イギリスの同盟国として合法的に行われたことだった。国際関係の原則にのっとり、当時の最善の行動基準に従って行われたことだった。しかもその原則は日本がつくったものではない。欧米列強、主にイギリスがつくった原則なのだ。
「日本は韓国の『独立』という実にもっともな動機から、中国、そしてロシアと戦った。第二次世界大戦後の日本は、自分たちは何のために戦ったか忘れてしまったかもしれないが、日本は とにかく当時の国際慣行を律義に守り、それにうながされて行動したのだ。」 【ヘレン・ミアーズ・伊藤延司訳『アメリカの鏡・日本』】
□2 日本にだけには併合されたくなかった
「大多数の韓国国民は他国から干渉されないで生きることを望んでいただろう。しかし、そんなことは誰の頭にも思い浮かばなかった。韓国は戦略的に重要だが軍事的に脆弱だから、力のある国が管理する。それが大国の論理だった。
ただイギリスも、ロシアも、相手に管理させたくなかったのだ。イギリスにとっては、中国のほうが大事だった。
そうでなくても、多くの国に「かかわり(commitment)」をもっていた。アメリカも抱えられるかぎりの 「コミットメント」をもっていた。だから、イギリスにもアメリカにも、韓国の「指導」を引き受ける考えはなかったのだ。
こうした情勢のもとでは、日本の存在はありがたかった。」(『アメリカの鏡・日本』)
□3 コミットメント(関わり合い)形式の変化
今のこの時代に生きる人の意識を二十世紀の前半に当てはめると、当時の歴史はまったく理解できなくなってしまう。
今の世界では軍事的に弱い地域への大国の侵略はめったに起こらない。(中略)大国の「commitment」の形式が経済的構造に変わった。
□4 李朝は独立を捨(す)てた
それに韓国の方が日本を怨むのは筋違いで、それなら彼らにロシアの植民地になったほうがよかったのかと聞きたいし、怨むなら日本ではなく自国の指導者たちに対してではないかと言いたい。 (「国民の歴史」転載 終)
■他国の庇護で生き延びる
震災地区の仮設住宅などの受注を韓国企業が大量受注したと噂で聞きました。また新しいエネルギー事業でも食い込みを画策しておるようです。火事場泥棒ですな。菅さんも総理を馘首(くび)になったときのことを考えているのでしょう。ソウルか平壌にでも「高飛び」をして悠々自適の生活を送る計画なのか。日本土人はそういう訳にはいきません。
【呉善花「朝鮮はなぜ眠り続けたか」地球日本史(3)」より】
「大きな流れでみたとき、朝鮮の独立は極度に困難な事業だった。しかし、その最大の原因は、李朝自身が清国から日本へ、清国からロシアへ、あるいは他の列強諸国にも望みを託(たく)し、という具合に庇護の先を乗り換え続け、徹底して自主独立の意思をもつことなく大国依存に終始し、自らの手で次々に独立の芽を摘(つ)み取っていったことに求められる。李朝は最後まで王権と官僚群延命のために国家を利用し続けたのである。」(桃注:呉善花さんは日本に帰化しました)
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杜父魚文庫
8134 【朝鮮の独立と日本の安全保障】 MoMotarou

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