明治の時代的特色の一つは、国家の安危を我が事のように喜憂する興国の意気が、朝野を問わず国民の間に漲(みなぎ)っていたこと。安岡正篤 「明治の風韻}より
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野田総理が自分を泥鰌に例えた。イケメン政治からの決別でしょうか。支持率という期待率も“泥鰌(どじょう)登り”で60%(NHK9/12)になりました。
■昔いた無理イケメン総理(Wikipediaより編集転載)
テレビ“イケメン”全盛時代に現れた“そうでない風”の総理ですが、過去には小渕恵三第82代総理がいます。
*小渕恵三総理
■大学時代から
1937年(昭和12年)生。転入した学習院より、東京外国語大学モンゴル語科を受験したが、不合格。二浪後、早稲田大学第一文学部英文学科に進学。
1962年(昭和37年)、大学を卒業、大学院政治学研究科に進学、在学中の1963年(昭和38年)、海外視察旅行に出かけ、当時アメリカの施政権下にあった沖縄県を皮切りに計38ヶ国を歴訪。修士号をもった初めての総理。
■首相としての評価
周辺事態法、通信傍受法、国旗・国歌法など、長年の懸案を一気に片付け、金融不安に終止符を打ち、任期後半は経済も堅調に推移していた。
外交では日米関係を順調に発展させる一方、韓国の金大中大統領との間で歴史問題の「区切り」と未来志向の日韓関係で合意、東南アジア関係も深化した。
他方で中華人民共和国の江沢民の謝罪要求や北朝鮮の不審船問題に対して節度を保ちながらも一定の強い対応を示した。こうして、硬軟織り交ぜながらも外交でも多くの成果をあげた。
また沖縄問題に強い思いを寄せた最後のリーダーとも言われ、沖縄への手厚い振興策や沖縄サミット開催の決断も業績に数えられる。
■趣味
国会アマチュア無線クラブ(JG1ZQU)を設立。個人のコールサインはJI1KIT。
・合気道は四段の達人。議員になったばかりの頃、早稲田大学を訪れ、三段であった鈴木邦男(一水会)を軽く投げ飛ばしたという。因みに亀井静香さんは六段。(亀井氏は全日本学生合気道連盟創立時の委員長で、副委員長が故大平総理の早逝した長男大平正樹氏)
■発言
・(BBCのインタビューに答えて)「私はオブチだが、オプチミストだ」
・(訪中について記者に質問され)「中国はあるよ。まだ存在している」
■泥鰌とパイの違い
当時小渕さんは竹下派で、竹下元総理のバックもあり政権担当能力も強力でした。面の皮が厚いだけではやっていけないのが総理大臣というものです。
“ 「政治とは?」との問いに対して「明日枯れる花にも水をやることだ。」(故大平正芳首相)”
*菅・民主党政権の末路を予言(稲田朋美)
http://youtu.be/z6usK1DGMpc
国外追放!「スターリン・金正日・菅直人 自国民を見殺しにした大悪党」
お勧めサイト
・杜父魚(かじか)文庫ブログ
「日本人の心に内存するもの 加瀬英明」
http://www.kajika.net/wp/archives/923
・「奢るな!韓国ソウル.mp4)」ー自分の国の電力ぐらいは管理しろ。日本に笑われるゾ。
http://youtu.be/du4W5pDyTn8
杜父魚文庫
8406 泥鰌(どじょう)総理に冷めたパイ MoMotarou

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