やっぱりライセンス生産の性能が悪い所為か?2011年11月7日に浙江省麗水市の農場に飛行機が墜落して爆発した報道があったが、現場目撃者は「墜落機は民間の飛行機ではない」と語っていた。中国空軍は軍用機が墜落したとの情報はないとしていた。
香港「明報」(9日付け、ネット版)によれば、墜落機は「空軍」ではなく、中国海軍所属(東海艦隊航空隊)の爆撃機「飛豹」(コード名はFBC1)と判明したという。
当日は付近一帯の濃霧が発生し視界が悪かったことが原因だろうと消息筋が分析しているが、同機は10月14日にも陝西省蒲城で行われた航空ショーで失速、墜落している。
原因は管制系統の故障。その直後にも「殲10」が訓練飛行中に墜落事故があったとする報道がある。
従来、軍用機の事故は報道管制にあって表沙汰になることは稀だったが、最近は目撃者の写メールやツィッター、ネットにより隠せなくなった。
90年代にはロシアから輸入し、中国がライセンス生産していたスホイ機が連続的に訓練中に墜落したため、「年間平均六機のスホイが墜落しており、五年で全部なくなる」というブラックジョークも飛んでいた。
7日の事故も陝西省の現場農民が「新浪網」に載せたもので「付近一帯は軍用車優先、多数の消防車が来て住民が近づけない」とのメッセージを寄せていた。
皮肉にも「新浪網」は加盟二億人、そのCEOは、胡錦涛の女婿である。
杜父魚文庫
8639 中国軍機の事故が多すぎないか 宮崎正弘

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