広東省暴動は果てしなく拡大、つぎは仙頭市の漁民が数万のデモ。月初来大騒ぎの続く広東省仙尾市陸豊市鳥炊村の騒擾は「反政府」の莚旗を鮮明に「高度の自治政府を自らが作る」と宣言したが、村の多数は「農地さえ返してくれればそれでよか」と主張を大きく後退させた。地元へ乗り込んで広東省副書記、陸豊市書記が直接交渉しているとの報道がある(多維新聞、博訊新聞網ほか)。
背後には事態の早期収拾をはかろうとあせる王洋広東省書記の「飴とむち」政策が見え隠れする。
王洋は団派のライジング・スターで次の政治局常務委員入りを確実視されたが、広東に頻発する反政府抗議行動、集会、デモを前にして、中央が眉をひそめる事態となっており、焦りが見える。
王洋の指導力が陰れば、替わりに政治局常務委員入りを果たせるのは重慶書記の薄き来であり、事態をにやにやしながら見守っているそうな。
ところが、20日、問題の陸豊市から北東方面へ百キロ強の仙頭市海門鎮でも数万人が市政府ビルを囲んで抗議集会を開催し、近くの石炭火力発電の撤廃、新規増設反対を訴えた。
海門鎮は嘗ての良港だったが、火力発電ができてから汚染が激しく、近海での漁業がなりたたなくなって抗議の声が渦巻いていた。
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読者の声 どくしゃのこえ DOKUSHANOKOE 読者之声
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(読者の声)平壌の金サンの報道、垂れ流し状態ですね。尋ねれば「賛美していない」とマスコミは開き直るのでしょうが、NHK等喪服を印象させる黒っぽい衣装で統制の美を発揮していたとか。
その一方で、現実の悲劇は一切無視。http://blog.livedoor.jp/rftibet/
チベットでの抗議としての焼身自殺の続発とラサにおける武装警官の充満による排斥の推進。このような国柄の民に、我が国の拉致被害者救出のため背後から策動を求めるなどということは、終戦直前までソ連を信じた結末と同じ運命をたどるとしか思われません。
また、このような民に民主化を期待しても、常に獣的排外の衝動で本能的集団行動を図り、結果として周辺の民が迷惑するだけです。
女性宮家は民族の固有性の喪失を図る上で最も効果てきめんの政策ですが、このような危険な政策は一刻も早く排除して、何より拉致被害者を無事に帰還させない限り一切の妥協をしない姿勢を改めて示すべき天恵神助の好機です。
このような時期に売国政権とは、悲劇に耐えている同胞に申し訳無く、年の瀬の寒さが身に染みるばかりです。(熊本護国生)
(宮崎正弘のコメント)いみじくも「売国政権」。今度は中国の国債を百億ドル購入するかまえです。円借款がおわり、日本の対中融資がようやく終わったかと思いきや、事実上の金融支援を追加しようとするのは愚かにもほどがあります。泥棒に追銭とは、このことかも。
杜父魚文庫
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