8937 【民主党の言論統制戦略】 MoMotarou

「確かに野田政権には多くの問題がある。(中略)それでも就任4カ月余の首相の足跡からは、評価すべき実績が見えてくる。」 「野田首相に申す」櫻井よしこ 産経新聞 1月12日
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これには驚いた。「確かに野田政権には多くの問題がある」。この書き出しに違和感を覚えました。どうも嫌々書いているような「雰囲気」を感じがするのです。櫻井よしこさんは読売新聞系「よみうりテレビ」のアナウンサー出身で、読売新聞主幹の渡辺恒雄さんの影響を強く受けているのだそうです。今回はその渡辺氏の強力な「指導」があったものと思います。
■マスメディアの籠絡
民主政権のマスメディア戦略は、ソ連・北朝鮮のプロパガンダ戦術を引き継いだ高度のノウハウを持ったものです。これは自民党なども及びません。それを支える為に「強権体質」になり、武器として「飴と鞭」を巧みに使います。またそれを後押ししているのが「消費税増税」の財務省で、その飴と鞭が税額控除と国税調査権です。
昨年の終わりに復興増税法案が通りましたが、その頃可笑しなニュースがラジオより頻繁に流されました。内容は民主政権の”バラマキ”の甘いお話ばかりで、こんな事は今まで一度もありませんでした。違和感続出。
■相手組織の切り崩しと分断
昨年の12月放送の「やしきたかじんの何でも言って委員会」(よみうりテレビ系)でのこと。政治評論家の三宅久之さんがポロッと漏らしました。「野田首相は、ひょっとすると大化けしますよ」。
それに先立って野田首相が官邸で、読売の渡辺恒雄氏を中心に岩見隆夫さん三宅さん等のマスコミ著名関係者とオフレコ懇談をしたそうです。
余談ですが、小泉さん系自民党とは違って野田さんは「お年寄り」の取り扱いが上手です。怨念を上手く利用しております。ここにナベツネ系中曽根大勲位が絡んでくると「外堀」も埋まってきます。相手の「分断」が上手い。 
■反日民主政権を支える戦略
民主政権の中枢事務局は、長年のサヨクプロパガンダ活動の経験があり、組織的活動に長けております。ソ連・北朝鮮仕込みのものです。最早自民党などは目ではありません。また北朝鮮と同様に「国民の暮し」なども関係ありません。ただ只管「政権の存続」と利権の獲得です。
■「独立解放を勝ち取ろう」
ここまで来ると、櫻井よしこさんの「転向記事」の背景が明らかになってきますね。新聞にしてもテレビにしても長い不況のなかで疲労困憊しております。「税制の便宜」をチラつかされれば「転ぶ」のも納得します。
最早独立系「チャンネル桜」等だけ頼りです。何れ圧力がかかって来るのは目に見えておりますが、みんなで支えましょう。踏ん張りどころです。
          
 *「外務官僚の背骨」渡部亮次郎 -ハンディキャップ国家論
  http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/485200 
 
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