8943 米共和党ミット・ロムニー氏の勢いに陰り 古沢襄

21日に南部サウスカロライナ州で行われる米共和党の大統領選候補指名争いの予備選は、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の勢いに陰りがみえてきた。
米CNNが行った最新の世論調査によると、ロムニー氏の支持率が33%で首位だったが、ニュート・ギングリッチ元下院議長が支持率23%で、ロムニー氏を猛追している。
両者の差は2週間前の調査では19ポイント開いていたが、ほぼ半分の10ポイントに縮まったと英ロイターは伝えている。
<[スパータンバーグ(米サウスカロライナ州) 18日 ロイター]米共和党の大統領選候補指名争いの予備選を21日に控えた南部サウスカロライナ州で、有力候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の勢いに陰りが出てきた。ニュート・ギングリッチ元下院議長が支持率で、ロムニー氏を猛追している。
ロムニー氏はアイオワ、ニューハンプシャーの2州での予備選で連勝し、共和党の候補指名争いのフロントランナーと目されていた。
米CNNがサウスカロライナ州で行った最新の世論調査によると、ロムニー氏の支持率が33%で首位だったのに対し、2位のギングリッチ氏は23%だった。両者の差は2週間前の調査では19ポイント開いていたが、ほぼ半分の10ポイントに縮まった。
ギングリッチ氏が富豪のロムニー氏に確定申告書の公開を要求するなどして「庶民感覚とずれた東部エリート」の印象植え付けを狙ったキャンペーンを展開していることもあり、失業率が10%近い同州で、有権者のロムニー氏に対する目が厳しくなりつつある実態が浮き彫りになった。
同調査によると、支持率3位はリック・サントラム元上院議員で16%、4位はロン・ポール下院議員で13%、リック・ペリー・テキサス州知事は6%で5位だった。(ロイター)>
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