北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)体制になっても軍事優先の危険な体質が変わっていない。韓国軍が26日に黄海で実施した射撃訓練をとらえて、「祖国平和統一委員会」のホームページが「全面戦争になる可能性がある」と威嚇した。
<【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」のホームページ「わが民族同士」は27日、論評を通じ韓国軍が26日に黄海で実施した射撃訓練を非難し、「全面戦争になる可能性がある」と威嚇した。
論評は韓国軍(海兵隊)が、黄海上の南北軍事境界線と位置付けられる北方限界線(NLL)に近い西北島嶼(とうしょ)地域で実施した射撃訓練について、「この地域で銃砲声を鳴らすことは(南北)双方の軍事的衝突を起こさせ、全面戦争の引き金になり得る」と主張した。
韓国海兵隊は26日、K-9自走砲と20ミリバルカン砲、81ミリ迫撃砲などを用いた訓練を、白ニョン島や延坪島付近の海上で2時間にわたり実施した。(聯合)>
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8985 「全面戦争になる可能性がある」と北朝鮮 古沢襄

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