8987 松原仁拉致問題担当大臣への期待 古森義久

松原仁氏が語っています。
<<国家公安委員長兼拉致問題担当相・松原仁氏インタビュー>>
■「拉致解決へ土俵つくりたい」
北朝鮮の金正日総書記が死去し、指導者が交代したことで、日本人拉致問題の進展を期待する声も上がる。長年拉致問題に携わり、新たに国家公安委員長兼拉致問題担当相に就任した松原仁氏(55)は、産経新聞などのインタビューに「解決に必要な土俵をつくる」と意気込みを語った。
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--北朝鮮の指導者交代が拉致問題の解決に及ぼす影響をどうみるか
「(金正恩氏を中心とする体制への移行で)大きく状況は変わった。若くて欧州にも留学しているトップが、国際社会における新しい北朝鮮の在り方を考えたとき、拉致被害者の解放という選択肢は出てくる可能性があり、問題解決の大きな契機になると思う。アメとムチが一定の状況になる中で解決の糸口が出てくる。 解決に必要な実効性のある対話ができる土俵をつくっていきたい」
--具体的な土俵づくりは
「元首相の小泉純一郎さんら拉致問題に携わってきた方々に会ってアドバイスを受け、私が本気でこの問題を解決しようとするメッセージになればいい。一方で、水面上でも水面下でもさ まざまなレベルでの接触が必要。現状の制裁をやめるつもりは全くないが、北朝鮮は最後は首相との対話を望んでいる。その前提になる土俵づくりを全力でやっ ていきたい」
--警察の印象について
「殺人事件の発生比率が他の先進国に比べて極めて低く、治安が良い。海外企業が進出する場合でも治安の悪いところには行かないので、日本の国益に警察が資するところは大きい。治安の良さをこれからも維持する努力をしなければならない」
--取り調べの録音・録画(可視化)の見解を
「捜査の水準を落とさないためには、可視化とおとり捜査や通信傍受をパッケージとして議論がされるべきだ。可視化を導入している国ではこういった高度化が行われており、治安を守るという点からは非常に重要なことだと思う」
--不正アクセス禁止法の改正に向けた所感は
「インターネットバンキングに対して不正アクセス事案が発生し、大手防衛産業関連企業や衆参両院に対するサイバー攻撃も発生している中で、不正アクセス防 止対策は喫緊の課題だ。他人のIDやパスワードなどの不正取得行為の禁止などを内容とする改正不正アクセス禁止法の成立に向けて努力していきたい」(産経)
杜父魚文庫

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