8991 森喜朗氏が消費税増税で自民、民主の提携を主張  古沢襄

自民党の森喜朗氏とは久しく会っていないが、消費税増税について自民、民主両党が一緒に汗をかくという所論は正しい。この点では終始一貫している。
また石原新党構想については「アクションを起こしているのは亀井さんだ。石原さんは必ずしもそんな気持ちではないだろう」と指摘した。常識的な見方であろう。
しかし政界の一寸先は闇。新党が石原氏や橋下大阪市長らを巻き込む形で実現したら、民主、自民両党から参加者が続出し、政界再編の起爆剤になるとの見方も示した。
<自民党の森喜朗元首相は28日、テレビ東京の番組に出演し、野田佳彦首相が意欲を示す消費税増税について「この問題は避けて通れない。本当に国のことを考えたら一緒にやってその後に堂々と解散をすればいい」と述べ、与野党が協力し、早期に道筋をつけるべきだとの考えを強調した。その場合には次期衆院選で消費税増税が争点にならず、選挙戦で自民党は有利に展開できるとの考えを示した。
国民新党の亀井静香代表や石原慎太郎東京都知事らが模索する新党構想については「アクションを起こしているのは亀井さんだ。石原さんは必ずしもそんな気持ちではないだろう」と指摘。そのうえで石原氏が昨年4月に4選を果たしたことに言及し「都知事になったばかりで、五輪(招致)をめざして世界に呼びかけている。そのことを忘れては困る」とくぎを刺した。
一方で新党が石原氏や大阪維新の会の橋下徹大阪市長らを巻き込み実現した婆については「みんな雪崩を打っていくだろう」と述べ、民主、自民両党から参加者が続出し、政界再編の起爆剤になるとの見方も示した。(産経)>
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