米大統領選に向けた金融業界からの献金額はロムニー前マサチューセッツ州知事がトップで、オバマ大統領を大幅に上回ったことが分かった。英ロイターが伝えている。
米金融業界のロムニー氏に対する期待度を現している。ギングリッチ元下院議長、サントラム元上院議員、ポール下院議員への金融業界からの献金は、非常に限られた額という。
<[1日 ロイター]31日に公表された資料によると、米大統領選に向けた金融業界からの献金額は、共和党から出馬しているロムニー前マサチューセッツ州知事がトップで、オバマ大統領を大幅に上回った。
政治献金の監視団体である責任政治センター(CRP)によると、2011年のロムニー氏への献金元上位6は、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、クレディ・スイス、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)各社それぞれの幹部、家族、系列の政治活動委員会。6社首脳の献金は計180万ドルだった。
オバマ大統領への献金では、2011年の上位20のうち大手金融機関はゴールドマン・サックス1社で、6万4000ドルだった。ゴールドマンは、ロムニー氏に対しては49万6000ドルを献金している。
一方、共和党のギングリッチ元下院議長、サントラム元上院議員、ポール下院議員への金融業界からの献金は、非常に限られた額という。
献金額をセクター別にみると、通例どおり金融/保険/不動産セクターが首位。CRPによると、12月5日時点で、2300万ドル以上を献金した。(ロイター)>
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9014 金融界からの米大統領選向けの献金はロムニー氏が首位 古沢襄

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