9041 オバマ米大統領に51%が投票 Wポスト世論調査  古沢襄

米ワシントン・ポスト紙とABCニュースが実施した世論調査では、十一月の米大統領選挙では、オバマ大統領支持が51%、共和党のロムニー氏支持が45%となった。共和党の候補がギングリッチ元下院議長になった場合はギングリッチ氏支持が43%。
経済見通しの改善や最近みられる雇用市場回復の兆しが、オバマ氏の追い風となっているもようだと英ロイターが伝えた。中間層や税制の擁護、国際関係やテロ問題への対処ではオバマ大統領がロムニー氏を勝っていると考えられていることが明らかになったとしておる。
その半面、雇用創出に関しては、オバマ大統領とロムニー氏への支持は同率。また、経済や財政赤字の取り組みではロムニー氏に軍配が上がったという。
<[ワシントン 6日 ロイター]米ワシントン・ポスト紙とABCニュースが実施した世論調査によると、米大統領選をめぐり、現職のオバマ大統領への支持が高まり、共和党候補指名を目指しているロムニー前マサチューセッツ州知事とギングリッチ元下院議長をリードしていることが明らかになった。
経済見通しの改善や最近みられる雇用市場回復の兆しが追い風となっているもよう。調査は2月1─4日、米国の成人1000人対し電話で実施された。
調査結果によると、大統領選が今実施された場合、51%がオバマ大統領に投票すると回答。ロムニー氏に投票するとの回答は45%だった。
ギングリッチ氏が共和党候補の場合、54%がオバマ大統領に、43%がギングリッチ氏に投票と答えた。
また、中間層や税制の擁護、国際関係やテロ問題への対処ではオバマ大統領がロムニー氏を勝っていると考えられていることが明らかになった。
半面、雇用創出に関しては、オバマ大統領とロムニー氏への支持は同率。また、経済や財政赤字の取り組みではロムニー氏に軍配が上がった。
オバマ大統領の支持率は50%(誤差はプラス・マイナス4%ポイント)に上昇した。
そのほか、オバマ大統領が再選に値するかとの質問に対しては、「値する」・「値しない」の回答がともに49%だった。(ロイター)>
<2月6日(ブルームバーグ):米紙ワシントン・ポストとABCニュースの世論調査によると、オバマ米大統領の支持率は50%に上昇し、共和党候補ロムニー前マサチューセッツ州知事を初めてリードした。
先週実施され、6日発表された調査の結果によれば、オバマ氏は直接対決で現在共和党の最有力候補であるロムニー氏をリード。登録有権者で51%対45%、国民全体では52%対43%という結果になった。
先月の調査では、ロムニー氏がオバマ氏を登録有権者で48%対46%と2ポイントリードし、国民全体では47%対46%と1ポイントリードしていた。
オバマ大統領の支持率は、昨年5月初めのウサマ・ビンラディン容疑者の殺害以後で最高となった。オバマ大統領の不支持率は46%。登録有権者について見ると、オバマ氏が再選に値するとの回答が49%、再選に値しないとの回答も49%だった。
調査によると、大統領選の結果を左右する可能性のある無党派層では、オバマ大統領の支持率は47%で、不支持率は50%。無党派層の支持率は、昨秋の34%、先月の37%から上昇している。(ブルームバーグ)>
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