9084 GDPで二位中国と三位日本の格差広がる  古沢襄

成長政策を欠いたまま弱者に優しい分配に力点を置く民主党政権の下ではGDPで中国との格差が拡大すると予測させる内閣府の発表となった。小さなパイを分け合う政策だけでは、結局は増税政策に依存するしかない。東日本大災害の復興景気も現れなかった。
ここはやはり大きなパイを目指す成長政策が必要ではないか。消費増税だけでは日本経済が収縮の方向になるのは明らかで、これでは国民福祉の充実も絵に描いたモチになる。
<[東京 13日 ロイター] 内閣府によると、日本の2011年の名目国内総生産(GDP)は米ドル換算で5兆8723億ドルと、中国の同7兆2960億ドルを再び下回った。
日中のGDPは10年に日本が5兆5035億ドル、中国が5兆9310億ドルと、初めて中国が日本を逆転。日本は世界第3位となったが、1年で格差はさらに広がったこととなる。
日本の名目GDPは60年代後半、当時の西ドイツを抜き世界第2位となった。(ロイター)>
         
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