台湾野党「民進党」主席の陳菊(高雄市長)来日、橋下大阪市長と面談。3月4日、国際フードフェアを名目に県知事、市長等を大挙引率。
台湾南部は民進党の大票田。国民党を寄せ付けない強さを誇る地域だが、最大の地盤は高雄市だ。その市長を兼ねる陳菊女史は2月29日に正式に民進党主席(五月の党大会までの代理主席)に就いた。
主席交替儀式では主席の印鑑などを引き継ぎ、「党改革」に努力すると声明した。同時に陳女史は3月4日に来日する旨を発表した。
陳菊は周辺の首長らを引率して大挙の来日だが、国際フードフェアへの参加は表の理由、大阪では「維新の会」の橋下市長らと面会する。
来日団の中には雲林県知事の蘇治分、嘉義県知事の張花冠というふたりの女性知事も含まれ、台南市長の来清徳、屏東兼知事の曽后鴻らも同行することが分かった。とくに前者女性三人組は民進党内で有力な女性政治家グループの中核でもあり、これが日本の「維新八策」に沸くタイミングで、橋下市長と会見する計画が判明しため、様々な憶測が流れている。
杜父魚文庫
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