意外な顔ぶれ、ニューフェイスが予測リストに並んでいる。米国の「米中経済安全保障評価委員会」(USCC)が3月23日にまとめた調査レポートが公表された。題して「中国共産党、次の指導者たち」。まとめ役はUSCC議長のジョン・ドッソン。
まず習近平政権の中枢「政治局常務委員会」の九人は
習近平(総書記、国家主席、党軍事委員会主任)
李克強(首相)
李源潮(紀律担当が予想される、以下同じ)
劉延東(政商協主任)
劉雲山(モンゴル人、中央宣伝部)
王岐山(全人代委員長)
王 洋(筆頭副総理)
孟建柱(国家公安)
愈正声(上海書記、太子党兼上海派)
この九人が予想されるものの、代替候補にはほかに「張徳江、令計画、張高麗、張慶黎らダークホースの『入閣』も考えられるかも知れない」としている。
また同調査報告で「第六世代」のライジング・スターを五人並べて、五年後に大躍進を予測している。
胡春華(内蒙古書記、団派)
孫政才(吉林省書記)
周 強(湖南省書記、団派)
陸 晃(共青団書記)
沈妖妖(組織部副主任、団派)
それにしても大胆な人事予測、秋にどれだかが当たるだろう?(註 王洋の「王」はさんずい、陸晃の「晃」は下が「天」。沈妖妖の「妖」は足扁)
杜父魚文庫
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