北西部セチ河に770メガワット。2019年完成を目標に。ミャンマー政府は、同国内に建設がはじまった中国のダム建設を拒否し、工事が中断されている。総工費36億ドルと言われた。
今度はヒマラヤを越えて、インドの保護領ネパールで三峡ダム企業が16億ドルを投じて水力発電のダム工事を請け負う。2019年に完成後、中国は25%の電力をシェアするという巨大プロジェクト。
ネパールはマオイストが支配する中国よりの政権だが、峻険な山々での発電所工事は難題が山積みであり、工事を請け負う中国側企業も二社が名乗りを上げてはいるが、具体的なプロセスは発表されていない。
またネパール政府側も財務省は「この合意を知らない」と言っているという(ウォールストリートジャーナル、4月3日付け)。
杜父魚文庫
9392 ネパールにも中国が巨大ダム建設、ネパール政府と合意 宮崎正弘

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