9451 米共和党の指名争いでサントラム氏が撤退表明  古沢襄

十一日未明から大きな海外ニュースが二本飛び込んできた。新聞各社の外報部は解説記事で大忙しといった状態だろう。北京からは英ロイターが、薄煕来氏の失脚を新華社が報じたニュースを速報してきた。
ワシントンからは読売が11月の米大統領選に向け、共和党候補の指名争いをしていた保守派のリック・サントラム元上院議員(53)がペンシルベニア州内での集会で、指名争いからの撤退を表明したと伝えてきている。同じ保守派のギングリッチ元下院議長も8日の米FOXテレビの番組「フォックス・ニュース・サンデー」で、ロムニー氏の獲得代議員数が過半数となった場合、同氏を支持すると撤退を示唆していた。
これにより共和党候補はミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)に収斂されたことになり、民主党のオバマ大統領との十一月決戦の火ぶたが切られることになった。
<【ワシントン=中島健太郎】11月の米大統領選に向け、共和党候補の指名を目指していたリック・サントラム元上院議員(53)は10日、ペンシルベニア州内での集会で、指名争いからの撤退を表明した。
サントラム氏は党大会での指名獲得に必要な代議員数で、トップのミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)に大差をつけられていた。
サントラム氏の撤退で、ロムニー氏の候補指名がほぼ確実となった。(読売)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました