9513 北朝鮮基地に局地攻撃も  古沢襄

米太平洋軍のロックリア司令官は17日、北朝鮮が核実験を強行する場合、「(精密攻撃を含む)すべての範疇(はんちゆう)の対応方策を講じている」と述べた。
これについて韓国の聯合ニュースは同司令官が「北朝鮮が3度目の核実験を試みた場合、基地に対して局地攻撃を加える可能性もあると明らかにした」と伝えた。
<【ソウル聯合ニュース】米太平洋軍のロックリア司令官は17日、ソウルの韓米連合司令部で国防部担当記者団と会見し、北朝鮮が3度目の核実験を試みた場合、基地に対して局地攻撃を加える可能性もあると明らかにした。
一方、15日に平壌で行われた軍事パレードで登場した大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の新型ミサイルについては、「これが本物のミサイルなのか模型なのかは確認できていないため、この場で下手な予測はしない」と答えるにとどめた。
北朝鮮がさらなる挑発を行う可能性については、過去のケースを見ると、北朝鮮はミサイル発射後に挑発を敢行してきたと説明。北朝鮮の新指導部が国際的な規範・規定を順守することが一番望ましいが、もし北朝鮮が再び挑発に踏み切れば、韓米同盟の強さを見せるつもりだと強調した。(聯合)>
<【ソウル=加藤達也】日本を含む東アジアなどの米軍を統括する米太平洋軍のロックリア司令官が17日、ソウルの米韓連合司軍令部で記者会見し、北朝鮮が核実験を強行する場合、「(精密攻撃を含む)すべての範疇(はんちゆう)の対応方策を講じている」と述べた。韓国のYTNテレビが報じた。
北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射を受け米政府は、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会に北朝鮮企業の資産凍結を提案するなど厳しい姿勢を見せており、北朝鮮有事への対応に責任を持つ米軍指揮官として軍事的選択肢を排除しないことで北朝鮮を牽制(けんせい)したものとみられる。
司令官はまた「核実験を含む北朝鮮の追加挑発の可能性に注目し、準備している」とし、15日の軍事パレードで初公開した、新型とみられるミサイルについても実戦配備の可能性を監視する考えを示した。(産経)>
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