消費増税法案について「衆院本会議で採決する状況にまでたどり着けない」と小沢一郎元代表は18日、インターネットの番組に出演して明らかにした。
さらに次の衆議院選挙は新首相の下で臨むべきだと強調した。
民主党の代表選挙は九月に予定されているが、「仮に9月までに代表選が行われるとしたら、『国民の生活が第一』と訴えた、政権交代の初心や志を持っている人を代表に選んで、次の衆議院選挙に臨むべきだ」と述べた。
<民主党の小沢元代表は、インターネットの番組に出演し、「政権交代の初心や志を持っている人を代表に選び、次の衆議院選挙に臨むべきだ」と述べ、次の党の代表選挙で野田総理大臣に代わる新たな代表の選出を目指す考えを明らかにしました。
この中で、小沢元代表は消費税率引き上げ法案について、「国民の大多数が反対しているものが国会を通過することはないと思う。野田内閣が党内議論を強権で打ち切り、増税一本という姿勢は、決して国民の支持は得られない。内閣支持率が20%を切ったらもたない」と述べました。
そのうえで小沢氏は、民主党の次の代表選挙がことし9月に予定されていることに関連し、「仮に9月までに代表選が行われるとしたら、『国民の生活が第一』と訴えた、政権交代の初心や志を持っている人を代表に選んで、次の衆議院選挙に臨むべきだ」と述べ、野田総理大臣に代わる新たな代表の選出を目指す考えを明らかにしました。(NHKニュース)>
<民主党の小沢一郎元代表は18日、インターネットの番組に出演し、野田佳彦首相の党代表任期満了に伴う9月の代表選に関する質問に対し「それが天命だとすれば、どんな役割でもする。日本に民主主義が定着するように、最後のご奉公をしたい」と述べ、自らの立候補に含みを残した。
元代表は政治資金規正法違反事件での強制起訴を理由に党員資格停止処分を受けており、代表選には出馬できない。ただ、26日の東京地裁判決で無罪となった場合、輿石東幹事長は処分を解除する方針で、判決次第で元代表の代表選出馬が可能になる。
一方、元代表は消費増税法案について「衆院本会議で採決する状況にまでたどり着けない。国民の大多数が反対するものが国会を通過することはない」と述べ、衆院採決には至らないとの見通しを示した。(毎日)>
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9521 総選挙は野田首相に代わる党代表の下で 古沢襄

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