石原氏が4月16日のワシントンでの演説で日本の憲法の破棄を強く訴えたことは意外と知らせていません。やはり尖閣諸島の購入に話題が集中するからでしょう。
石原氏はアメリカ側に向かって、日本の現憲法が米軍占領下に米側によって書かれ、押し付けられた歴史を再度、振り返って、いまの憲法のおかしさを改めて指摘しました。私も石原氏のこの演説を聞いて、ひそかに快哉を叫びました。
【ワシントン=石元悠生】米ワシントンを訪問中の東京都の石原慎太郎知事は16日(日本時間17日)、シンクタンク「ヘリテージ財団」での講演で、日本国憲法について「破棄して、すぐに自分たちで新しい憲法作ったらいい」と述べた。
石原知事は現憲法について、「アメリカが戦争中に3日か4日で作って、英語から日本語に訳した非常に醜い全文でできているあの憲法」と表現。
「日本がサンフラン シスコ条約で独立後も、有効な法律としてその国を支配しているばかな事例はどこにもない」と述べた。
憲法の内容については、「国民は権利意識は強いが、自分の責任は意識しないという、非常にいびつな国民のメンタリティーを作ってしまった」と指摘。憲法破棄については政府が決定し、国会に諮り、国会が反対すれば「解散したらいい」と述べた。
杜父魚文庫
9537 石原慎太郎氏の「憲法を破棄せよ」論 古森義久

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