有罪判決を受けたのなら分かるが、無罪判決の小沢一郎民主党元代表を切れと自民党の石原伸晃幹事長が記者団に述べた。そうでなければ消費税増税関連法案の成立に自民党は協力できないという理屈になる。
かなりの”無理すじ”になるが、自民党執行部の本音は消費税増税関連法案の成立にあるということを、図らずも露呈したことになる。
<自民党の石原伸晃幹事長は26日午前、小沢一郎民主党元代表の無罪判決について「国会に出てきて説明責任を果たすことを求めたい」と述べ、証人喚問など国会招致を重ねて要求する考えを示した。同時に反増税派が民主党に残った場合、消費税増税関連法案成立に協力するのは困難だとして、野田佳彦首相に「小沢氏切り」を重ねて求めた。
石原氏は党本部で記者団に「反対する人たちと決別しなければ、政府と野党で協力して法案を通すということにはならない。そこを整理するのは政府、与党の責任だ」と強調した。
公明党の山口那津男代表は中央幹事会で「道義的、政治的責任はなお残る。国会や国民に対し説明責任を果たすべきだ」と指摘した。(産経)>
杜父魚文庫
9584 石原幹事長、野田首相に「小沢切り」求める 古沢襄

コメント