♪~~私は自分の義務を、地の果てにあっても思う、、、、「江戸城に初めてドイツ語が響いた時 1691年」より
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お昼ごろ、車のラジオに飛び込んで来た放送にびっくりした。あのドイツの哲学者イマヌエル・カントが、日本の「鎖国」を評価していたというのであります。「なんだ、このラジオは、」と思いつつ電波が途切れ無いようにスピードを落としましたがビルの影で切れました。回復をした時はスペイン語が流れておりました。
NHK第二放送のドイツ語語学講座であろうと見当をつけ、直ちに近くに本屋さんを探しテキストを発見。(以下転載、■はドイツ語特有の文字で、表示不可のため)
Zum ewigen Frieden (永遠平和のために)
Vergleicht man hiemit das inhospitale Betragen der ge-sitteten,Vornehmlich handeltreibenden Staaten unseres Weltteils、so geht die Ungerechtigkeit′die sie in dem Besuche fremder L■nder und V■ker(welches ihnen mit dem Erobern dersetben f■r einerlei gilt)beweisen、bis zum Erschrecken Weit.→→→“永遠平和のために” イマヌエル・カント
このような[訪問する権利をもとにして世界の人たちが互いに平和な関係を作っていく]様子と,私たちヨーロッパ地域の,礼節をわきまえた,とりわけ商業取引が盛んな諸国が示している,相手を冷たくあしらうような態度とを,比べてみよう。そうすれば,これらヨーロッパ人がよその土地や民族を「訪問」(ここで「訪問」というのは,ヨーロッパ人にとっては「征服」の言い換えにほかならない)するときに発揮する不公正さは,もはや恐ろしいまでの域に達している。
アメリカ大陸,黒人の国々,香辛料諸島,喜望峰などは,それらが発見されたとき,彼らヨーロッパ人にとっては誰のものでもない土地でしかなかった。というのも,彼らには住民たちの存在など眼中になかったからである。[…]
中国と日本がそれゆえ,これら客人たちを試してみた上で,中国は来訪者に対して来航は許しても入国は許さず,また日本は来航すらもヨーロッパの中のたった1つの民族,すなわちオランダ人だけにしか許さなかったのは賢明であった。しかも彼らはそれらヨーロッパ人たちを,まるで捕虜のように,住民たちとの交流から隔離したのである。→→→(終)「哲学者が評価する日本の鎖国政策 1795年」4月12日放送ーアンコールまいにちドイツ語
■心を売り渡した男
菅元総理が「開国」と叫んで韓国・北朝鮮・中国・米国等に媚を売り出したことに対する、懲罰のごとく襲った東日本福島大災害でした。
「開国」とは無条件降伏ではありません。その昔アメリカ大陸では、襲ってきたスペイン人を“神様”と勘違いしたために、民族自体が消滅するにいたりました。その様子は岩波文庫に収録されております。
■「武」を忘れた「文」
我が国も江戸末期、西洋の地球的植民地獲得競争に飲み込まれるところでした。幸いだったのは、国を統治する層が「文」と「武」の両方を兼ね備えていたことです。ですから「国防」意識も高く、彼我の実力の差を素早く認識し対応しました。元気の良い薩長が西洋諸国と交戦して実体を掌握したのも大きかったのでした。
「理財論」で有名な幕末の山田方谷も「文と武」の関係にも触れております。彼も田舎藩ではありますが、軍備の近代化を見逃しませんでした。現代と違い究極の「シビリアン・コントロール」でした。(因みに、シビリアン・コントロールは和製英語)
■「エルビスプレスリーの金縛り」
世界を席巻した経済の「新自由主義」ですが、あれは乗り込む先に、相手国内を「規制緩和」で最初に同士討ちにさせ弱体化させることが狙い。その後米国の巨大資本が乗り込んで“美味しい”ところだけ企業買収や資本支配で頂くというもの。
戦後GHQに仕掛けられた「歴史支配」のお陰で、判断の基準が狂っております。今は韓国がこの手法を真似て我が国に仕掛けて来ています。管理外交で国を守った祖先の知恵を忘れてはいけません。
しかし異常にハングル語講座が多いいなぁ。。。韓国語が嫌いな在日諸君の為か。。英語に比べれば利用価値も少ない。
*資料:時代劇が無くなり韓流ドラマが蔓延(はびこ)る現象
「NHK大河ドラマで我が国の平安時代を“薄汚く”、韓国の李朝を“きらびやかに”描く手法は警戒を要する現象でしょう。」(西川京子元自民党議員)
*西川京子、石原発言と国家意識[桜H24/4/27] より
http://youtu.be/aCvONJ61eyo
国外追放「スターリンに毛沢東、金正日に菅直人 自国民を見殺しにした大悪党」+財務省
お勧めサイト
・杜父魚(かじか)文庫ブログ
「泉鏡花とアニミズムの世界 古沢襄」
http://blog.kajika.net/?eid=1000607
・どうする日本国憲法!?連続大討論Part2[桜H24/4/28]
http://youtu.be/sMjXJn1y1GA
*【民族の第-義は精神である】 安岡正篤
http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/2631423/
*何故フェミニストはアン・ロムニーを嫌うのか?
http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2012/04/post_1388.html
・ 電脳筆写「こころは超臨界」
http://blog.goo.ne.jp/chorinkai
・「国民自重の心」小泉信三」
http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/470460/
杜父魚文庫
9614 【「開国」という錯誤】 MoMotarou

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