14日の杜父魚ブログは前日よりも1874人もアクセスしてくる読者が増えた。一日でこれだけの読者数が増えたのは今年になって最高ではないかと思う。その要因はアクセス数が多かった記事の分析(グーグル検索)で一目瞭然。
「卒業式の国歌斉唱時、教員の口元チェック」した問題は、これまでも各地でメデイアが取り上げているが、正直にいって、それほどの大ニュースになったことはない。
五月八日の橋下徹大阪市長の囲み取材で、MBS(毎日放送、大阪市)の女性記者とのやりとりが、YouTube(ユーチューブ)に動画が公開されたら( http://bit.ly/JbdHmM )、ネットでたちまち全国的な話題となった。
メデイアでは大阪のMBS、東京の夕刊フジが扱った程度でほとんどが取り上げていない。ネットという新しい伝達手段が及ぼす影響の大きさを、あらためて感じている。またネットをうまく使う橋下市長のやり方が垣間見える。民主党の小沢一郎氏が早くからネット利用をしている。
①ネットでMBS女性記者に大バッシング 古沢襄 | 杜父魚文庫ブログ
②橋下氏、女性記者を“罵倒” 古沢襄 | 杜父魚文庫ブログ
③「橋下市長VS女性記者」にみる「動画で可視化」の重要性 古沢襄 | 杜父魚文庫ブログ
④全国的な関心を呼んでいる大阪のバトル劇 古沢襄 | 杜父魚文庫ブログ
⑤故・趙紫陽総書記の政策立案者 呉国光氏が予測する中国の未来 桜井よしこ | 杜父魚文庫ブログ
さらに、この話題が大阪を中心とする関西圏だけにとどまらず北海道から九州まで全国で関心を呼んでいる。杜父魚ブログには全国257市町村の読者からアクセスしてきた。その多くはMBSの女性記者を非難する意見ばかりだが、擁護するコメントもある。
ただメデイア側もユーチューブのような新しい伝達手段が予想以上に広がりをみせているので、ネットで批判を浴びるケースが増えていることを認識しなければならない。
①Naniwa(難波・関西圏)
②Shinjuku(新宿・東京圏)
③Minato(港・東京圏)
④Shibuya(渋谷・東京圏)
⑤Chiyoda(千代田・東京圏)
⑥Yokohama(横浜・関東圏)
⑦Nagoya(名古屋・中京圏)
⑧Sapporo(札幌・北海道圏)
⑨Kobe(神戸・関西圏)
⑩Fukuoka(福岡・九州圏)
⑪Chuo(中央・東京圏)
⑫Kyoto(京都・関西圏)
⑬Sendai(仙台・東北圏)
⑭Tsukuba(筑波・関東圏)
⑮Saitama(埼玉・関東圏)
⑯Chiba(千葉・関東圏)
⑰Hiroshima(広島・関西圏)
⑱Mito(水戸・関東圏)
⑲Kumamoto(熊本・九州圏)
⑳Kawasaki(川崎・関東圏)
杜父魚文庫
9707 ネット利用の新しい政治手法 古沢襄

コメント
>橋下市長の登庁時の囲み取材で、国歌斉唱を命じる市教委の職務命令の経緯について事実関係を誤った記者に対し「勉強不足で取材不足。事実も何も知らない。何も分かっていない」と批判した。
市長には、失礼にならないように、質問すべきである。
> さらに、民間出身で橋下市長と旧知だった大阪府立和泉高(岸和田市)の中原徹校長が、国歌斉唱の際、教職員の口元の動きをチェックして斉唱を確認したことについて記者が問うと、「報道が誤った情報を伝えるから中原校長が社会的に大変な状況になっている。とんちんかんな記者がいろんなことを報道するから」と声を荒らげ、「(記者の会社に)社歌はあるのか。(社歌がないから)こんな記者になっちゃう」と憤りを隠せない様子で、20分以上問答を繰り返した。
自分の立場を明らかにしてからでないと、議論にはならない。
対等に議論する資格のない記者は、恭しく市長の意見を拝聴すべきである。
さもないと、不毛の議論をすることになる。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/