9749 野田首相の姿勢がいまひとつ、はっきりしない  古沢襄

21日は前日より2373人の読者が増えた。やはり日本の政局に国内だけでなく海外から関心を呼んでいる証拠なのであろう。東南アジアからのアクセスが急増したのは、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)をめぐってフィリピン・中国の対立が原因とみることが出来る。
読者が増える度に、グーグル検索による追跡調査が忙しくなる。だが喜んでいるわけにはいかない。
野田首相の姿勢がいまひとつ、はっきりしない。表面的は輿石幹事長の動きが突出しているかに見えるが、首相を支える岡田副総理、前原政調会長、仙谷政調会長代理、藤村官房長官、藤井党税制調査会長、枝野経済通産相らは、小沢・輿石ペースには乗っていない。
肝心の野田首相の態度が鮮明でないので沈黙を守っているという構図になっている。
輿石氏が仲介する野田・小沢会談が持たれれば、野田首相が正面切って小沢・輿石ペースには乗れないと言う局面があるのではないか。だが、それに踏み切るには、自民党や公明党との協調が必要・不可欠な手立てとなる。それが見えないところに政局の混迷がある。
自民党や公明党との協調路線を欠いたまま、野田首相が独自路線にこだわれば、消費増税法案の成立前に解散・総選挙に踏み切る公算が僅かではあるが残っていると見ている。それだけの度胸があるのか、と言えば心許ない気がするのだが・・・。
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■海外22カ国からアクセス
①United States(米国)
②China(中国)
③South Korea(韓国)
④Singapore(シンガポール)
⑤Indonesia(インドネシア)
⑥Taiwan(台湾)
⑦United Kingdom(英国)
⑧Brazil(ブラジル)
⑨Thailand(タイ)
⑨New Zealand(ニュージランド)
⑩Australia(豪州)
■国内251市区町村からアクセス
①Shinjuku(新宿・東京圏)
②Naniwa(難波・関西圏)
③Chiyoda(千代田・東京圏)
④Yokohama(横浜・関東圏)
⑤Minato(港・東京圏)
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