18回党大会は予定よりすこし早め、十月中旬からと香港『明報』。政治局常務委員は七名に減員が確定した模様と『多維新聞網』が報道。
「十月中旬から中国共産党第十八回大会」という見出しで、大会は予定をすこし早めて開催される手はずで、準備委員会は最終の用意に入っていると香港紙『明報』が伝えた(6月26日)。
各小委員会が組織されており、大会プログラム、党規約一部改正、基調報告起草などの作業は順調に進み、残る大問題は人事だけである。
しかし「近く行われる北戴河会議で高層人事は固まる」という見通しで、一部の観測筋に根強い「政治局常務委員は七名に減員」路線はほぼ確定した模様と『多維新聞網』が報道した。
もとより毛沢東時代には政治局常務委員が五人のときもあり、トウ小平時代後期も七人、江沢民が自派の勢力拡大のために九人に遮二無二、増員した経過があり、胡錦涛は数年前から執拗に減員をはかる工作を行ってきたとされる。
春頃から中央委員全員を調査し、政治局減員の賛否を問うてきた。
『明報』は、減員を前提にして現行執行部のなかで、習近平と李克強は居残るが、のこり五名のポストのうち、張徳江と李源潮の二人が確定したと報じている。
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