10038 解散は秋の臨時国会以降に   古沢襄

民主党の前原誠司政調会長は5日の記者会見で、衆院解散・総選挙を秋の臨時国会以降にすべきだとの考えを表明した。
首相の専権事項である解散権なのに、さきに輿石幹事長は「来年の衆参同時選挙」と占い、今度は前原政調会長が秋の臨時国会以降と述べた。
消費増税法案が成立すれば、今国会中に解散するよう求めている自民党を反発させる発言が相次いでいる。自民党が態度を硬化させて参院審議が難航する可能性も出てきた。造反離党した小沢一郎氏は解散近しとグループに檄を飛ばしているのだが・・・。
<民主党の前原政策調査会長は、記者会見で、自民・公明両党が消費税率引き上げ法案を成立させたあと、速やかに衆議院の解散・総選挙を行うよう求めていることについて、秋に臨時国会を開いて、景気対策のための補正予算案を成立させることが先決だという考えを示しました。
この中で、前原政策調査会長は、「今の国会で、何とか民主・自民・公明の3党で合意した、社会保障と税の一体改革に関する法案を成立させたい。そして、次にやらなければいけないことは、景気対策やデフレ脱却、それに行政改革や政治改革などの身を削る努力だ」と述べました。
そのうえで、前原氏は、「秋に臨時国会を開いて景気対策を行うべきで、それまでに国会議員の定数削減や一票の格差の是正などを実現する中で、国民に信を問う環境を作っていくべきではないか」と述べ、衆議院の解散・総選挙よりも、秋に臨時国会を開いて、景気対策のための補正予算案を成立させることが先決だという考えを示しました。(NHK)>
杜父魚文庫

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