中国海軍の空母を「釣魚島号」と命名しよう。次から次へと対日強硬発言で知られる中国人民解放軍の羅援少将(軍事科学学会副秘書長)がまた吠えた。
19日に北京で開催された「釣魚島問題討論研究会」の席上、中国戦略文化促進会常務副会長でもある羅援は「釣魚島が中国の主権であるからには最初の空母を『釣魚島号』と命名してはどうか。韓国海軍の最強戦艦が『独島』というように」と発言した。
同討論会は『環球時報』が主催し、専門家およそ二十名が集まったとされる。
羅援はつい最近も「釣魚島に軍艦を派遣し、周辺で軍事演習を行え」と発言、また三沙市昇格のときも南沙、中沙、西沙諸島が統合されて「三沙市」となった以上、軍管区分区を設営すべきである」とも発言した。
彼の発言は人民解放軍内でタカ派のガス抜き効果があり、軍の主流ではない。それよりパンダをセンセン、カクカクと命名したら如何とした石原発言の二番煎じでは?
杜父魚文庫
10301 羅援少将がまた吠えた 宮崎正弘

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