10355 最新「10式戦車」砲撃も初公開…富士火力演習  古沢襄

東富士演習場で行われる陸上自衛隊の「富士総合火力演習」だが、専守防衛を主務とする自衛隊の実態をもっと国民の前に明らかにした方がいい。自衛隊を”日陰者”扱いにしてきた戦後政治は誤っている。
国民の生命、財産を命をかけて守る自衛隊なのだから”日陰者”扱いにしてどうする。誇りを持って自衛隊員が日夜訓練に励む環境を作らねばならぬ。
東日本大災害で身を挺して救助活動をする自衛隊員を国民は感動をもって迎えた筈である。この国を犯そうとする勢力に対しては、実力ももって阻止する自衛隊の姿を国民はもっと知る必要がある。
<陸上自衛隊で最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」が26日、東富士演習場(静岡県御殿場市など)で一般公開された。
同演習として初めて、島嶼(とうしょ)防衛を想定した訓練も行われた。
約1時間半の演習には、隊員約2400人、戦車・装甲車約80両、火砲80門、航空機約30機などが参加。約3万1000人が訪れ、訓練の様子を見守った。森本防衛相も視察した。
島嶼防衛訓練には海自と空自も参加し、島嶼部に敵が侵攻したとの想定で、偵察による情報共有や、上空、海上からの支援も受けた攻撃の訓練が行われた。
また、2010年に装備品に認定された国産最新の「10(ひとまる)式戦車」も初めて砲撃を公開した。
島嶼防衛訓練を公開したのは、10年に閣議決定された防衛大綱に、尖閣諸島など南西諸島の防衛力強化が盛り込まれたことを受けたものだ。(読売)
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