九月からOCNのプレミアムサポートに加入した。私のPCを遠隔操作で定期的な点検をしてくれるサービス。プロバイダーのサービスがここまで進歩したと驚く一方で、個人のPCが遠隔操作で丸裸にされている違和感がないでもない。
およそ三十分間、目の前のPCがOCNによって操作され、不要な過去データが削除されているが、私は見ているだけ。操作前のPCの稼働スピードが70%だったのが、終わってみると90%に改善されて、PC操作が目にみえて軽くなったのが分かる。
月に一度はデフログ機能を使って、断片化したハードディスクを最適化していたが、素人がやることだから、PCの内部を全部見ているわけではない。一種の気休め的な処理だったから、PC操作が目にみえて軽くなった記憶がない。
不要なソフトが手つかずに残っていた。いうなら大掃除をOCNが遠隔操作でやってくれた。
残る問題はいまのPCがパンクした時の対応なのだが、自家製のPCが二台、ノートPCが一台あるが、そのうちの一台だけは、バックアップの機能を持たせたいと思いながら、手つかずのまま放っていある。試しに自家製の一台に電源を入れてみたが、四、五年間放置してあったので、動かなかった。
十年ほど前に秋葉原でパーツを購入して、四苦八苦して稼働させた二台の自家製のPCなので愛着がある。だが、自家製のPCのフタを開けて、内部を点検するには年齢がたち過ぎた。どうしたら良いのか、OCNのプレミアムサポート担当の若い女性技術者に相談しようかと迷っている。
杜父魚文庫
10407 私のPCが遠隔操作で丸裸に 古沢襄

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