松下忠洋金融・郵政民営化担当相の自殺の原因は定かでないが、12日発売号の週刊新潮に、約20年間交際していた女性の存在があって、最近、松下氏と女性との間で別れ話が持ち上がり、こじれていたという新事実を掲載する予定だったという。
それを気に病んでの自殺とはにわかに信じ難い。覚悟のうえの首つり自殺で、野田佳彦首相や閣僚、妻宛ての計3通の遺書が見つかっている。
<松下忠洋金融・郵政民営化担当相(73)=衆院鹿児島3区、国民新党=が10日午後、東京都江東区東雲(しののめ)1丁目の自宅で首をつった状態で見つかり、病院に搬送されたが死亡が確認された。室内から計3通の遺書が見つかり、警視庁は自殺を図ったとみて調べている。現職閣僚の悲報は政界や関係者らに衝撃を与えた。
政界が民主党代表選&自民党総裁選で「選挙」一色となる中、松下氏が突然世を去った。
警視庁東京湾岸署によると、松下氏は午後5時から6時の間の公務が迫っても姿を見せず、秘書や警視庁の警護担当者が呼び鈴を押したり携帯電話を鳴らしたりしても応答がなかった。上京中の妻が鍵を開け、一緒に中に入って発見、午後4時45分ごろ119番した。金融庁によると、午後の登庁予定もキャンセルの連絡があった。
松下氏は普段はマンション27階の自室で一人暮らし。室内から「密葬にしてくれ」との野田佳彦首相(55)や閣僚、妻宛ての計3通の遺書が見つかり、警視庁は自殺とみて調べている。
自殺だったとすれば、現職大臣の自殺は第二次大戦後の現憲法下では、自民党政権下の2007年に安倍内閣(当時)の農相だった松岡利勝氏以来、2人目となる。
野田首相は官邸で「大変驚いている。苦しい時にいつも励ましてくれた。言葉が見つからない」と沈痛な表情で語り、同日夜、搬送先の病院を訪問。国民新党の自見庄三郎代表(66)は記者会見で「体調を崩しているという話は聞いていない。前立腺の治療をしていたが、完治していた」と話し、東京・霞が関の金融庁では「信じられない。なぜだ」と幹部が絶句した。
一方、松下氏に関する記事を12日発売号に掲載するとしている週刊新潮編集部は10日、「亡くなられたと聞いて驚いています。心よりお悔やみ申し上げます」とのコメントを出した。同誌の記事では、約20年間交際していた女性の存在を指摘する予定で、最近、松下氏と女性との間で別れ話が持ち上がり、こじれていたという。
松下氏は、旧建設省職員を経て1993年に自民党から衆院に初当選し政界入り。農水族の有力議員として活躍した。普段の温厚な人柄とは別に、コメの輸入自由化阻止を訴え、国会前に座り込んだ熱血漢の一面も。
連立与党に加わった国民新党が担い続けてきた郵政担当閣僚の「3代目」としては、郵便局ネットワークの維持に尽力している最中だった。(サンケイスポーツ)>
杜父魚文庫
10471 松下氏と女性との間で別れ話が? 古沢襄
未分類
コメント