10499 中国当局船 尖閣諸島沖の領海に侵入  古沢襄

NHKは「14日朝、中国政府の船3隻が日本の領海・尖閣諸島の沖合に侵入した」と速報した。政府は、ただちに総理大臣官邸の危機管理センターに設置していた「情報連絡室」を、「官邸対策室」に切り替え、体制を強化して情報収集に当たっている。
<沖縄県の尖閣諸島の沖合で、14日朝、中国政府の船3隻が日本の領海に入ったのを海上保安本部が確認しました。
このほかに中国政府の所属とみられる船、5隻が尖閣諸島の周辺を航行しているということで海上保安本部が警戒に当たっています。
14日午前6時20分ごろ、尖閣諸島の大正島の北、およそ22キロで、中国政府の船2隻が日本の領海に侵入したのに続き、さらに別の1隻が領海に入ったのを第11管区海上保安本部が確認しました。
中国当局の船が日本の領海に侵入したのは、ことし7月以来です。海上保安本部によりますと、3隻は、中国・国家海洋局所属の「海監51」、「海監66」などです。
海上保安本部は、巡視船から無線などで領海の外に出るよう警告を続けていますが、船からは「定期的なパトロールを行っている。島は古くから中国の領土だ」と返答してきているということです。
このほかに中国政府の所属とみられる船、5隻が尖閣諸島の周辺を航行しているということで海上保安本部が警戒に当たっています。
尖閣諸島では、先月、香港の活動家らが魚釣島に上陸して14人が不法入国で逮捕され、強制送還されました。その後、日本政府は今月11日、地権者側と契約書を取り交わし、国有化しています。(NHK)>
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