10520 安倍VS石破決戦投票の可能性も  古沢襄

二十六日投開票の自民党総裁選で、国会議員の九割方は支持候補を決めた。この中で安倍晋三元首相が、ここにきて一位に付けている。また石破茂前政調会長は地方の党員票で優位に立っている。
しかし一回目の投票で過半数の支持を獲得する候補はいないとみられるので、国会議員による決戦投票は安倍氏と石破氏になる可能性も生まれている。やはり中国で広がっている反日デモの影響で、強い指導力を持つ首相を期待する国民動向が影響しているのかもしれない。
<産経新聞社は16日、自民党総裁選(26日投開票)の国会議員199人の序盤の支持動向をまとめた。安倍晋三元首相(57)が50人近くの支持を集め、やや優勢だ。額賀派などの全面的な支援を受ける石原伸晃幹事長(55)も40人以上を確保した。
石破茂前政調会長(55)は無派閥議員や中堅・若手を中心に30人以上、町村信孝元官房長官(67)も町村派所属議員ら約30人を固めた。林芳正政調会長代理(51)は古賀派など20人を超す支持を集めている。
すでに国会議員の8割が5候補いずれかの支援に回っている情勢。そのなかで谷垣禎一総裁の再選出馬に動いた議員グループは、一部が石破氏支援に動いたが、大半が態度を決めていない。谷垣氏周辺は「週明けにも会合を開いて相談し、まとまって行動したい」としており、判断が注目されている。
候補の発言などで支持を変更した議員もおり、情勢が変わる可能性もある。(産経)>
杜父魚文庫

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