10649 臨時国会召集に逃げ腰の民主党  古澤襄

”輿石政権”は、臨時国会の召集には、まったくの逃げ腰。うっかり臨時国会を開いたら、田中法務大臣の問責決議が可決され、さらには離党の動きが加速されかねない。ここは逃げるが勝ちを決め込んでいる。
野田首相の顔がみえない輿石政権だから、逃げて逃げまくるのだろう。
<民主党では、5日、新たに衆議院議員1人が離党届を提出することにしていて離党の動きに歯止めがかからないことに加え、田中法務大臣の政治献金を巡る問題で野党側から、辞任を求める声も上がっていることから、「臨時国会の召集はより慎重に判断すべきだ」という意見が強まっています。
民主党の杉本和巳衆議院議員は、4日夜、記者団に対し、「政策が一致するみんなの党に入党したい」として、5日、民主党に離党届を提出する考えを示しました。
民主党内で、先月から今月にかけて、離党を表明した衆議院議員は、これで合わせて4人となり、さらに5人の衆議院議員が党を離れることになれば、民主党は、衆議院での単独過半数を失うことになります。
これについて、細野政策調査会長は、4日の記者会見で、「民主党が国民の期待に応えて前に進む状況を作っていかないと、求心力を維持するのは難しい」と述べるなど、党執行部は危機感を強めています。
こうしたなか4日、田中法務大臣が代表を務める政治団体が、外国人が経営する会社から献金を受けていたことが明らかになり、自民党の安倍総裁が、田中大臣の辞任を求める考えを示しました。
離党の動きに歯止めがかからないうえに新たに政治とカネを巡る問題が指摘されたことで、民主党内では「国会審議に臨める状況ではなく臨時国会の召集はより慎重に判断すべきだ」という意見が強まっています。
また、党執行部は、連立を組む国民新党との連携をより強化する必要があるとして、参議院に加えて、衆議院でも、統一会派を結成したいとして、調整を急ぐことにしています。(NHK)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました