米国、英国、ロシア、フランスのメデイアが、イスラエル領空を侵犯した正体不明の無人機を、イスラエル軍戦闘機が撃墜したと速報している。
無人機はイスラエル南部のネゲブ砂漠上空で撃墜され、イスラエル軍が残骸を捜索しているが、無人機の所属はまだ明らかになっていない。
英ロイター通信と仏AFPによれば、無人機は地中海上で確認され、領空を侵犯したという。
<(エルサレム CNN)イスラエル軍は6日、同国空軍の戦闘機が南部のネゲブ砂漠上空で無人機1機を撃墜したと発表した。
軍の発表によると、無人機はパレスチナ自治区ガザ上空で発見された。一帯をしばらく飛行した後、イスラエル領空内へ侵入したという。軍は同機を追跡し、午前10時ごろに撃墜した。
軍報道官は無人機のルートや、軍事施設上空を飛行したかどうかなどについては明言していない。無人機に武器や爆発物は搭載されていなかった。
イスラエルのバラク国防相は6日午後の声明で「イスラエル領空侵犯の試みを非常に重大な事件と受け止め、今後対応を検討する」と述べた。
軍当局者らは無人機の出発地を巡り、ガザとは考えにくいとの見方を示している。(CNN)>
<(ロシア国営 イタルタス通信)イスラエル空軍は土曜日、西部方面から領空を侵犯した無人飛行機を撃墜した。ロイター通信が軍司令部の情報筋として伝えた。
無人飛行機はガザ地区から飛来したものではないという。現在軍では無人機の残骸を捜索している。撃墜された無人機の所属は明らかになっていない。
イスラエル空軍のアヴィタル・レイボヴィツ公式報道官が伝えたところによれば、所属不明の無人機ははじめガザ地区近くの地中海上で確認され、領空を侵犯してからは、イスラエル軍の戦闘機がエスコートしたという。
東に56キロ入った時点で、ヘゲヴという無人の地域で撃墜された。レイボヴィツ報道官は「これは成功だったと考えている」としている。(イタルタス通信)>
<(10月7日 AFP)イスラエル空軍の報道官は6日、地中海方面から同国領空に進入した正体不明の無人機を撃墜したと発表した。無人機に武器は搭載されていなかったという。
報道官は「本日朝、無人機がイスラエル領空に入ったことが確認され、空軍が午前10時(日本時間午後5時)に迎撃した」と語った。その上で、迎撃地点であるネゲブ(Negev)砂漠北部で、兵士らが機体の残がいを捜索中だと付け加えた。
同軍のラジオ放送によると、無人機は爆発物を積んでいなかった。(AFP)>
杜父魚文庫
10673 イスラエル軍戦闘機、正体不明無人機を撃墜 古澤襄

コメント