一貫してオバマ優位とみていた英ロイターが、初めてロムニー優位に転じた。ロイターとイプソスが10日公表した世論調査によると、米共和党のロムニー大統領候補が支持率でオバマ大統領を抜いた。
とはいえ、ロムニーの支持率は45%で、オバマ大統領の44%を上回っただけ。オバマ陣営の巻き返しがあるのか、どうか。デッド・ヒートがまだ続く。
<[ワシントン 10日 ロイター]ロイターとイプソスが10日公表した世論調査によると、米共和党のロムニー大統領候補が支持率でオバマ大統領を抜いた。支持率逆転はおよそ1カ月ぶり。
調査によると、ロムニーの支持率は45%で、オバマ大統領の44%を上回った。前日公表の調査では支持率がともに45%できっ抗していた。
民主党の全国大会直後はオバマ大統領が支持率を伸ばしたが、前週のテレビ討論会以降、有権者がロムニー氏支持へと傾いている構図が鮮明になっている。
調査は、投票する確率の高い有権者1027人を対象に10月6─10日にかけて実施された。(ロイター)
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10706 米大統領選、ロムニー氏が支持率でオバマ氏抜く 古澤襄

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