YouTubeがレバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラの指導者ナスララ師の映像を放映している。ナスララ師は十一日、イスラエル軍が六日に同国領空で撃墜した無人機は「「我々の偵察機だ」と認めた。
イランの協力で飛ばした無人機と分かった。
http://www.youtube.com/watch?v=v6jABSoEprM&feature=plcp&continue_action=FQelEWXP2RjNObEHCzej0MrWDYwMCRJFZg0X6pX9bFZ_un6v0Ve7CiHnEjKRzySqPcSfTBx_OkAi6Vr2YvheGlxOVXNspF2czcXz95eThb0=
<イスラエル軍が先週、領空で撃墜した無人機は、敵対する隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが送り込んだものだったことが明らかになり、イスラエル側は警戒を強めています。
この無人機は、今月6日に地中海側からイスラエルの領空に侵入し、およそ30分間にわたって飛行したあと、イスラエル南部の砂漠の上空でイスラエル軍の戦闘機に撃墜されたものです。
この無人機について、イスラエルと敵対する隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師は、11日、「先端技術を使った偵察機を敵地へ送り込んだ」と述べ、みずから無人機を送り込んだことを明らかにしました。
さらに、ナスララ師は、無人機がイスラエルと厳しく対立しているイランで製造されたことも明らかにし「こうした作戦は今後も続く。敵の領土のどこへでも無人機を送り込める」と述べ、イスラエル側を強くけん制しました。
これに対して、イスラエルのネタニヤフ首相は、11日、「われわれは領土の安全の確保に強い決意で臨んでおり、ヒズボラによる空からの攻撃も阻止する」と述べ、ヒズボラに対抗していく姿勢を強調しました。
イスラエルとしては、ヒズボラがイランとも協力して無人機を領空に侵入させた事態を重く見て一層警戒を強めています。(NHK)>
杜父魚文庫
10719 無人機はヒズボラの偵察機 古澤襄

コメント