朝の噂が昼過ぎにはニュースとなって流れた。民主党の熊田篤嗣衆議院議員と水野智彦衆議院議員は、29日午前、幹事長室を訪ね離党届を提出した。あと6議員が離党すれば、与党は過半数割れ。
早朝に電話をしてきた民主党議員は、「執行部は電話で慰留しただけ。本気になって脱落を防ぐ真剣さに欠ける」と嘆く。残るも地獄、去るも地獄。
<民主党の熊田篤嗣衆議院議員と水野智彦衆議院議員は、29日午前、離党届を提出し、名古屋市の河村市長が率いる減税日本に入党することも選択肢として対応を検討する考えを示しました。
熊田篤嗣衆議院議員と水野智彦衆議院議員は、29日午前、国会内の民主党の幹事長室を訪ね、離党届を提出しました。
このあと、両氏はそろって記者会見し、熊田氏は「代表選挙後、野田総理大臣が非常に疑問のある人事を行ったので、このまま臨時国会に臨むことはできない」と述べました。
また、水野氏は「消費税率の引き上げについて修正をお願いしてきたが、進展がなく、挫折感を感じたし、復興予算も全く違う使われ方をしており、けじめをつけたいと考えた」と述べました。
そのうえで、両氏は今後の対応について、名古屋市の河村市長が率いる減税日本に入党することも選択肢として検討する考えを示しました。
熊田氏は、衆議院大阪1区選出、水野氏は衆議院比例代表南関東ブロック選出のいずれも当選1回で、ことし6月の衆議院本会議で、消費税率引き上げ法に反対して党員資格停止2か月の処分を受けました。
民主党は、28日の衆議院鹿児島3区の補欠選挙で自民党の候補者が当選したことから、衆議院で、両氏らに加えてさらに6人の議員が党を離れることになれば、与党で過半数を失うことになります。
(NHK)>
<民主党の熊田篤嗣衆院議員(41)=大阪1区=と水野智彦衆院議員(56)=比例南関東=が29日午前、離党届を提出した。両氏は地域政党「減税日本」(代表・河村たかし名古屋市長)に参加する見通しで、国会議員が現在3人の減税日本は5人以上との政党要件を満たすことになる。
河村市長は29日午後に上京し、国政政党化を発表する記者会見を予定している。野田政権は衆院での与党過半数割れが目前に迫っており、政権に大きな打撃になるのは必至だ。
減税日本は当初、先週末までの政党化を目指していたが、熊田、水野両氏の合流が遅れていた。減税日本は同日午後にも総務省に政党化を届け出るとみられる。減税日本には現在、小泉俊明衆院議員(茨城3区)、小林興起衆院議員(比例東京)、佐藤夕子衆院議員(愛知1区)の3人が参加している。熊田、水野両氏は先の通常国会で消費増税法案に反対し、当選1回の議員らとグループをつくって活動していたが、減税日本は政党化に向け参加を働きかけていた。
減税日本には、東京都の石原慎太郎知事が結成する新党との連携を進めるため、「早期に政党化すべきだ」との声が出ている。
一方、民主党執行部は、8人が離党すれば与党が過半数割れに陥るため2人の慰留に努め、週末も幹部が両氏に電話で説得するなどしてきた。2人が提出した離党届について、民主党執行部は受理せず、除籍にする方針。
熊田、水野両氏は29日午前、衆院議員会館で記者会見し、熊田氏は減税日本入りについて「その選択肢も含めて2人で相談していきたい」と述べた。(毎日)>
杜父魚文庫
10861 熊田氏と水野氏が民主党に離党届 古澤襄
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