日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は5日午前、次期衆院選の候補者について、各都道府県で中心的な選挙区の「1区」すべてで擁立する方針を明らかにした。
第三極の連立方程式を模索するよりは、維新の会が主体となる選挙準備に入る方針を明らかにした。
「年内総選挙・第三極の連合なし」のケースでも、維新は大阪地区で圧勝の勢いを示し、全選挙区で65議席を獲得すると予測されている。
衆院1区のすべてで候補者を擁立すれば、比例復活で当選の上積みも見込める。
年内総選挙にも備えた選挙態勢を維新はとった。石原新党やみんなの党など第三極の各党に与える影響も見逃せない。
<「日本維新の会」幹事長の松井一郎大阪府知事は5日、記者団に対し、次期衆院選の候補者について、各都道府県で中心的な選挙区の「1区」すべてで擁立する方針を明らかにした。
日本維新は、連携を模索する他党との候補者競合を避ける選挙区調整を行う意向を示しているが、松井幹事長は「選挙区調整はお互いに配慮するという程度のものしかできない」と説明した。
また松井幹事長は「別々の政党が連携するのは難しい。当たるところは仕方がない。ガチンコの大勝負になる」との認識を示し、同時に「(それぞれの都道府県の1区の)小選挙区で候補者を立てることで、比例の票も掘り起こせる」と述べた。(産経)>
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10916 日本維新が各都道府県「1区」で候補者擁立方針 古沢襄

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