11039 <速報>鳩山元首相 衆院選に立候補しない意向  古澤襄

20日夜になってビッグ・ニュースが飛び込んできた。
鳩山元首相が消費税率の引き上げ、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の推進の党方針に従うわけにいかないと、公認申請書には署名できないとして、衆院選に立候補しない意向を党幹部に伝えた。仕方あるまい。立候補して落選の悲哀を味わないで済む。
<民主党の鳩山元総理大臣は、来月の衆議院選挙を巡って、党執行部がTPP=環太平洋パートナーシップ協定の推進など、党の方針に従うことを公認候補を決める際の条件としているのは受け入れられないなどとして立候補しない意向を固め、党幹部らに伝えました。
民主党執行部は、来月の衆議院選挙を巡って、消費税率の引き上げなど、党の方針に従うことが条件だとして「『党議を踏まえて活動すること』などを宣誓する」などとした公認申請書に署名するよう求めています。
こうしたなか、鳩山元総理大臣は、20日、党幹部らに対し「消費税率の引き上げやTPP=環太平洋パートナーシップ協定の推進に反対する考えを変えるわけにはいかない」などとして、公認申請書には署名できないという考えを示しました。
そのうえで、鳩山氏は「民主党の公認候補として立候補したかったが、執行部が公認しないというならやむをえない」などとして立候補しない意向を党幹部らに伝えました。(NHK)>
<民主党の鳩山由紀夫元首相(65)=衆院北海道9区=は20日、衆院選(12月4日公示、16日投開票)に同党公認で立候補することを断念した。
地元の後援会幹部に電話で「もう出ない」と伝えた。民主党北海道によると、鳩山氏は21日に野田佳彦首相に不出馬を伝えたい意向で、同日夕、北海道内で記者会見し正式表明するという。無所属や他党からの立候補もせず、政界を引退するのかどうかは明らかにしていない。
鳩山氏は消費増税法に反対して党員資格停止の処分を受けたほか、野田首相の進める環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加にも反対を明言している。
17日には衆院選出馬に意欲を示す一方で「自分の信念を曲げるつもりはない」とも強調。民主党執行部は消費増税やTPP推進に反対する候補者は公認しない方針で、鳩山氏の対応が注目されていた。
鳩山氏は09年9月に誕生した民主党政権の初代首相に就任したが、10年6月に退陣。いったんは次の衆院選での政界引退も表明したが、その後、撤回した。(毎日)>
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