11153 米軍司令官 北長距離弾道ミサイルの警戒を強化   古澤襄

アメリカ太平洋軍のロックリア司令官は6日、北朝鮮の長距離弾道ミサイルの発射に備えて、イージス艦などをすでに周辺海域に移動させていることを明らかにした。
<北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイルの発射を予告していることについて、アジア太平洋地域のアメリカ軍を指揮する司令官は、発射を監視するため高性能のレーダーを持つイージス艦などを周辺の海域に派遣するなど、警戒を強化していることを明らかにしました。
アメリカ太平洋軍のロックリア司令官は6日、国防総省で記者会見し、北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイルの発射を予告していることについて、「ミサイル防衛の能力を持つ艦船を前回の発射の時と同じように前線に配置する」と述べ、高性能のレーダーを持つイージス艦などをすでに周辺海域に移動させていることを明らかにしました。
そのうえで、ミサイルがいつどこに向けて発射され、どの程度の能力を持っているのかなどを把握するため監視を続けるとともに、日本や韓国など同盟国と緊密に連携し、警戒を強化していることを強調しました。
一方、北朝鮮が前回の失敗からわずかな期間のうちに再び発射を行う理由について、ロックリア司令官は「キム・ジョンイル総書記の死去から今月17日で1年になるのに合わせたものではないか」と分析しました。
さらに「北朝鮮は確実にミサイル技術を向上させてきており、今回、成功する確率は前回よりも高いだろう」と指摘しました。(NHK)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました