11168 ミサイル異常兆候 技術的な問題  古澤襄

韓国政府消息筋は北朝鮮ミサイルに発射延期について、「8日昼から異常兆候があった。技術的な問題とみられる」と明らかにした。
技術的な問題が原因だと、北朝鮮予告の明日10日から22日の間にミサイルを発射できない可能性が高い。
政府筋がいう”8日昼から異常兆候”が何を指すか、明らかにされていない。これまで韓国当局は「衛星などで確認した平安北道・東倉里の発射場周辺で特異動向はなかった」としていた。
発射直前の最終点検で見つかった技術的欠陥だとすれば、北朝鮮の長距離弾道ミサイルは依然として不安定な状態から脱していないことになる。
技術的な問題を完全に克服しないまま、前回のようなミサイル打ち上げを強行すれば、飛翔コースにある韓国や日本にとって、むしろ由々しき問題となる。
<【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイル発射時期の調整を検討していると伝えたことについて、韓国政府消息筋は9日、「8日昼から異常兆候があった。技術的な問題とみられる」と明らかにした。ただ、兆候について具体的には言及しなかった。
技術的な問題が原因なら、北朝鮮が当初予告した10~22日の間にミサイルを発射できない可能性が高いと予想される。
北朝鮮の朝鮮中央通信は9日未明、朝鮮宇宙空間技術委員会の報道官声明を通じ、「われわれの科学者、技術者らは発射時期を調整する問題を慎重に検討している」と報じた。(聯合)>
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