11245 お通夜のような閣議 落選閣僚たちは恨み節  古澤襄

さながら”お通夜”のような惨敗後の野田内閣の閣議。8人もの落選閣僚が出席したが、いまでは議員でなく、ただの民間人。閣議後の記者会見で田中真紀子文部科学相は『自爆テロ解散』と恨み節を炸裂。野田首相は「大敗を喫したことに責任を感じる。大変申し訳なかった」と終始、頭を下げるばかり。
<野田内閣は18日午前、衆院選で民主党が惨敗した後、初めての閣議を開いた。
落選した8閣僚も出席。野田佳彦首相は閣僚懇談会で「大敗を喫したことに責任を感じる。大変申し訳なかった」と、沈痛な表情で陳謝した。
閣僚からは「内閣総辞職までの間、しっかりと仕事をしよう」との意見が出たが、落選閣僚からは首相への「恨み節」も聞かれた。
落選した田中真紀子文部科学相は閣議後の記者会見で、閣議について「お通夜みたいな雰囲気だった」と述べた上で、首相の解散判断に関し「独り善がりだ。(解散が決まった時に)即思ったのは『自爆テロ解散』。その通りになった」と批判した。
また、他の落選閣僚も敗戦の弁を語り、城島光力財務相は「解散の時期がちょっと早まったこともあり、民主党に理解をしていただく時間が足りなかった。本当は、年末から年始にかけて、そういったことを地元でやろうかなと思っていた」と述べ、悔しさをにじませた。 
地元が北海道の小平忠正国家公安委員長は惨敗の理由について「環太平洋連携協定(TPP)問題が尾を引いた」と指摘。北朝鮮のミサイル発射の警戒のため選挙期間中も在京していたことから、「選挙区もだいぶ留守にした。準備不足、発信力不足が重なった」と語った。三井辨雄厚生労働相も「消費税、TPP問題が大きい」と敗因を述べた。
下地幹郎郵政民営化担当相は、米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの沖縄配備をめぐり、「政府の強引なやり方に反対してきたが、閣内に入って、『賛成した』という誤解を招いた。閣内不一致が当たり前という開き直りがあれば良かった」と語った。(時事)>
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