米ウォール・ストリート・ジャーナルは韓国大統領選挙で、保守系の与党・セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)氏が接戦を制して当選を決めたと報じた。勝利宣言した朴槿恵氏は「経済再生を願う国民の勝利」とし、「約束を守り、国民に幸せをもたらす大統領」になると誓った。
<【ソウル】韓国大統領選挙は19日に投開票が行われ、保守系の与党・セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)氏(60)が最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)氏を破り、当選を決めた。
韓国史上の女性大統領となる同氏は1960、70年代に大統領だった朴正煕(パク・チョンヒ)氏の長女。一方の文氏も盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の側近だったため、選挙戦では将来に向けた両氏の施策より過去の大統領とのつながりに多くの関心が集まった。
開票率90%の時点で朴氏の得票率は51.6%と、文氏の48.0%を引き離して当選が確実となった。ただ、それでも得票差はわずか100万票強の大接戦だった。
朴氏は選挙結果が判明した同日深夜、ソウル都心に集まった支持者を前に「経済再生を願う国民の勝利だ」と勝利宣言をするとともに、「約束を守り、国民に幸せをもたらす大統領」になると誓った。(ウォール・ストリート・ジャーナル)>
杜父魚文庫
11260 朴槿恵氏「経済再生を願う国民の勝利」と勝利宣言 古澤襄

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