関西系のMBS毎日放送で、日本未来の党の嘉田代表が「(小沢議員と自分は)異質性が力を発揮できると努力してきたが結果的にはそこがうまくいかなかった」と述べた。年内に分党の意志を明らかにした。
嘉田代表は分離後も「未来の党」の党名で代表を続けるというから、”本家未来”と”分家未来”ということか。しょせんは嘉田氏と小沢氏は”水と油”の間柄だった。
それにしても”本家未来”は国会議席のない嘉田氏と阿部知子衆院議員だけ、参院選で「原発即時停止党」として嘉田系候補者を擁立することになるのだろう。
”分家未来”は小沢氏を中心にして「国民の生活が第一」の党名に戻り、参院選で8人の現有議席を守り、さらに議席数の上積みを目指すのかもしれない。衆院選で多くの落選者を出しているので、参院選で復活を図ることが急務となった。これも多難な道。
<「日本未来の党」の嘉田由紀子代表は小沢一郎衆議院議員らのグループとの対立から党を分離する方向で協議していることを明らかにしました。
未来の党は役員の人事案をめぐり嘉田代表と小沢一郎議員ら「国民の生活が第一」から合流した議員らが対立し、亀井静香衆議院議員が離党を表明するなど混迷を深めています。
さらに嘉田代表自身についても26日の滋賀県議会で、県知事と党の代表との兼務を辞めるよう求める決議案が可決され、厳しい立場に立たされています。
嘉田代表は県議会後の記者会見で小沢議員らのグループと年内にも党を分離する方向で協議していることを明らかにしました。
「(小沢議員と自分は)異質性が力を発揮できると努力してきたが結果的にはそこがうまくいかなかった」(日本未来の党・嘉田由紀子代表)
嘉田代表は分離後も「未来の党」の党名で代表を続けることにしています。(MBS毎日放送)>
杜父魚文庫
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