参議院会派「みどりの風」に日本未来の党を離党した亀井静香衆議院議員と新党大地を離党した平山誠参議院議員が合流したので、所属議員が6人となり、政党要件を満たすことになった。
日本未来の党の嘉田前代表は、小沢グループの衆参15議員による「生活の党」の名称変更によって離党を余儀なくされ、所属議員も一人となったので、みどりの風との合流を模索していたが断られている。
<参議院の会派「みどりの風」は、日本未来の党を離党した亀井静香衆議院議員と新党大地を離党した平山誠参議院議員が合流し、所属議員が6人となって、政党要件を満たすことから、総務大臣に政党の設立届を提出しました。
日本未来の党を離党した亀井静香衆議院議員と新党大地を離党した平山誠参議院議員は「『脱原発』や『消費税率引き上げ反対』など、先の衆議院選挙で訴えた政策や理念が一致する」などとして、28日、「みどりの風」に合流しました。
これを受けて、「みどりの風」は所属議員が6人となり、5人以上という政党要件を満たすことから、28日、総務大臣に対して、政党の設立届を提出しました。
「みどりの風」は、先月、新党を発足させましたが、所属していた衆議院議員が、日本未来の党に移って、先の衆議院選挙に立候補したため、所属議員が4人となって、政党要件を満たさなくなったことから、参議院の会派として活動していました。(NHK)>
みどりの風=2012年7月17日、民主党を離党した谷岡郁子、舟山康江、行田邦子に加え、国民新党を離党した亀井亜紀子の4名の参議院議員による参議院の院内会派として結成を表明。
11月15日、民主党を離党した山崎誠衆議院議員が合流したことにより政党要件を満たし、同日に新党設立を総務相に届け出を行い、参院議員会館で記者会見を開いて新党結成を発表した。単独の党首は置かず、同年12月の第46回衆議院議員総選挙終了まで当初メンバー4人による共同代表制を敷くとしている。衆議院解散後、民主党所属であった前衆議院議員の福田衣里子と初鹿明博も離党して合流した。
11月27日、衆議院議員であった山崎、福田、初鹿の3名が日本未来の党への合流を表明。一方、参議院議員の4名は合流せずみどりの風に在籍したまま日本未来の党と選挙協力を行う。
そのため、所属議員が4名となり政党要件を失った。
12月16日に行われた衆議院総選挙の結果、日本未来の党から出馬した3名の前職は、全員が落選し、少なくとも、この3名のうちの誰かが復党する形での政党への復帰は、不可能となった。
12月28日、日本未来の党を離党した亀井静香衆議院議員と新党大地を離党した平山誠参議院議員がみどりの風に合流し、政党要件(所属議員5名以上)を回復、国政政党に復帰した。(ウイキペデイア)
杜父魚文庫
11333 みどりの風 亀井氏ら合流して政党要件満たす 古澤襄

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