11388 テレビと認知症 関係ある   平井修一

人は好き好きだからどうでもいいが、小生はテレビを見ない。嫌いである。視聴していると自分が受信機になった気がする。脳みその思考がストップして、創造力が衰える気がするのだ。
All Aboutがこう紹介している。
<「テレビを見ると脳が活性化される」かつて巷でそんなことが信じられていたこともありました。しかし、最近の研究では、長時間テレビを見る習慣は認知症リスク度を高めることが明らかとなっています
一日、6時間以上テレビを見ると、ボケの危険度はなんと1.5倍になるというデータもあるほど(エイチアンドアイ「健康365」2004.9)。これはいったいなぜなのでしょうか。
テレビを見ている間、わたしたちの脳の状態は受身になります。ちょうどBGMを聞きながらぼうっとしているのと同じことです。視覚、聴覚は刺激を受けますが、この間、「思考」「認識」「記憶」「会話」といった高度で能動的な脳内ネットワークが休みっぱなしとなってしまうのです>
危険はテレビだけではない。パソコン、将棋、囲碁といった、思考力を必要とする作業、遊びならよいのか?といえば、それがそうでもない。「思考」という、脳の狭い分野のみしか刺激しないため、脳細胞全体を活性化することはできないという。
偏った脳の使い方ばかりしていると、それだけ認知症リスク度が高まってしまうそうである。
簡単にできる効果的な認知症予防法は、友人や家族との会話、軽い運動をするのがおすすめだという。血流が活発になり、脳細胞に新しい酸素や栄養が流れ込むため効果的だそうだ。
脳を働かせ、運動していれば長生きするかというと、それは神のみぞ知る。
小生は木原光知子(美知子)を思い出す。水泳選手で、高校在学時に東京オリンピックに出場し「ミミ」の愛称で一躍アイドル選手となった。競技を引退後はタレント・実業家・スイミングアドバイザー、「ミミスイミングクラブ」創立者として活躍した。
ところが2007年10月13日、親子水泳教室の指導中に倒れ、意識不明のまま同18日、クモ膜下出血のため死去。59歳という若さだった。
スポーツ選手は一般人に比べると、肉体の故障が多く平均寿命も短いという。運動はほどほどに、ということで、テレビやパソコンもほどほどにしたほうがいいのかもしれない。(頂門の一針)
杜父魚文庫

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