<自民党の石破茂幹事長は7日午前の記者会見で、夏の参院選をにらみ野党共闘の構築を目指す民主党を牽制した。「野党はそれぞれの政策に、ばらばらの意見がある。とにかく与党に勝ちさえすればいいというのが有権者の支持を得られるか」と述べた。
同時に「与党か、それ以外かという対立軸を国民が望んでいるのか。(選挙に)勝つことは手段であり目的ではない」と強調した。(産経)>
翻訳すれば、夏の参院選で野党が統一候補を立てられる筈がない。自民・公明両党は慌てず景気回復・不況脱出の旗を掲げてスピード感がある政策を実行するのみ。安倍さんには間違ってもウヨ的とみられる言動は慎んで貰う・・・ということであろう。
選挙というのは、言葉を変えれば平和な戦争。近代戦は情報戦でもある。敵である野党の動向を正確に把握し、岡目八目のメデイア情報や根拠の薄い政治評論家の勝手な予測に煩わされる必要はサラサラない。
意地悪いことをいえば、半年前の週刊誌の選挙予測なるものを検証してみればいい。小沢色の週刊誌は小沢新党が100議席超、維新贔屓の週刊誌は維新の会が100議席超、民主党は120議席と占っている。自民党はせいぜい180議席、単独で過半数と占ったところは、どこもない。直前になって嘉田新党をヨイショした新聞も現れた。
かくあって欲しいという色眼鏡でみるから、大東亜戦争に突入した大本営のような様相を呈する。マイナス点は隠して、プラス点を誇大に宣伝する。これで近代戦に勝てる筈がない。
大きな目でみれば、野党は民主党プラス生活の党と、維新の会とみんなの党の二つの流れが交わることはない。維新の会は衆院で民主党に2議席差に迫った。参院選で民主党に追いつき、追い越すことを目指すだろう。国会で第2党を目指す維新の会のスタンスは明確になった。
松井幹事長は早くも民主党との選挙協力について否定的な考えを示した。沈没船に組みすることより、民主党には早く沈没して貰って、安倍政権に影響力を与える野党第一党を当面の目標にしたことに疑う余地はない。
<日本維新の会の松井幹事長は、記者団に対し、ことし夏の参議院選挙について、自民・公明両党が、非改選も含めて過半数の議席を確保することを阻止するため、みんなの党と選挙協力を進めて、全国規模で候補者を擁立したいという考えを示しました。
この中で、松井幹事長は、ことし夏の参議院選挙について、「安倍総理大臣は、薄氷を踏む思いで緊張感を持ってやっているようだが、それを持ち続けてもらうためにも、負けるわけにはいかない」と述べ、自民・公明両党が、非改選も含めて過半数の議席を確保することを阻止したいという考えを示しました。
そのうえで、松井氏は「1人区には、すべて候補者を立てていきたい。複数人区では、2人立てたいところもある。みんなの党の候補者を、われわれが支援する方が勝つ可能性があるなら、独自候補の擁立にはこだわらない」と述べ、みんなの党と選挙協力を進めて、全国規模で候補者を擁立したいという考えを示しました。
一方で、松井氏は、民主党との選挙協力について、「輿石参議院議員会長が、われわれの教育改革をよしとしてもらえるならば協議できるが、絶対無理だろう。選挙のためだけにチームをつくると、国民から理解されない」と述べ、否定的な考えを示しました。(NHK)>
この局面で「安倍VS石破」とか「橋下VS石原」の観測記事はあまり意味がない。「自民党の過半数獲得は無理」と書いた新聞社系の週刊誌も現れた。いまは何を書いても、選挙妨害にはならない。書くのは自由、売らんがための誇大宣伝に乗る必要はない。だが7ヶ月後の参院選の結果をみて、週刊誌なるもののいい加減さを検証するために、捨てずに取っておくことを、この際、お勧めしておく。
杜父魚文庫
11401 週刊誌を7ヶ月後に読んでみたら・・・ 古澤襄
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