ご無沙汰しています。新年の挨拶もせずに申し訳ありません。この間、多忙は多忙だったのですが、エントリ更新ができないほどではなく、むしろ、蓄積した精神的な疲労感から敬遠していたというか、さぼっていました。
民主党政権下の3年3カ月と、それに先立つ数カ月、体力が弱く、免疫力もかなり弱い私としては、かなり突っ走ってきた感があります。書きたいこと、書かなければならないこと、書けと命じられること、必死にこねくりだしたこと……など、民主党政権とその主演男優・女優たちについてあれこれ、アレだとかコレだとか書いてきたことは、確実に私の心身にダメージを与えたようです。
現在、ようやくその民主党のクビキから解放されたにもかかわらず、蓄積した疲労感はどうしようもなく、ここで長文を書く気力がなかなかわかないため、エントリ更新ができずにいます。あまりに長い間、毒気にあてられ続けたため、いろいろな点で感性が麻痺してしまった部分もあります。
幸い、この間のインターネットの普及とその利用者の増加は著しく、情報は瞬く間に共有され、またあらゆる角度から論評されるようになりました。このブログを始めた当初は、まだ「私しか書かないこと」「知ってほしいこと」がたくさんあると感じていたため、それがある種の「使命感」モドキとなって、あるいは強迫観念となって何か書かなければと私を突き動かしていました。
ですが、最近は私が書かなくても誰かがその情報を発信し、あるいは視点を提供しているし、「もういいのかな」という気がしています。ありていに言えば、とにかく疲れ果てました。
だからといって、別にブログをやめてしまおうと思っているわけではなく、今後も紙面から溢れこぼれたことや、日々思うことを書きたいときには記すつもりですが、しぱらくはのんびりしたい(もちろん、日々の産経紙面での仕事はありますが)と考えています。
別にこんなこと、いちいち断らなくてもよさそうな話ですが、この欄をのぞきに来てくださる人に、一言述べておいた方がいいかと思った次第です。たまの更新でよければ、またおいてください。
杜父魚文庫
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