「テロには屈しない」とアルジェリア軍が攻撃を開始したことで、安倍首相はアルジェリアのセラル首相と電話で会談し「人質の生命を危険にさらすような攻撃は控える」ように要請した。
これに対してセラル首相は、「相手は危険なテロ集団で、これが最善の方法だ。作戦は続いている」と答えた。またセラル首相は「最善の努力を尽くす。必要に応じて、アルジェリアにいる城内政務官に情報を入れるようにしたい」と述べたという。
<タイを訪れている安倍総理大臣は、アルジェリアのセラル首相と電話で会談し、日本人を含む複数の外国人が拘束された事件の人質を解放するため、アルジェリア軍が攻撃を開始したことについて、人質の生命を危険にさらすような攻撃は控えるよう要請しました。
電話会談は安倍総理大臣の呼びかけで行われたもので、日本時間の18日午前0時30分から15分間行われました。
この中で安倍総理大臣は、「アルジェリア軍が軍事作戦を開始し、人質に死傷者が出ているという情報に接している。人命最優先での対応を申し入れているが、人質の生命を危険にさらす行動を強く懸念しており、厳に控えてほしい」と述べました。
これに対してセラル首相は、「相手は危険なテロ集団で、これが最善の方法だ。作戦は続いている」と述べました。
さらに安倍総理大臣は、解放された人質の国籍など具体的な情報を求めましたが、セラル首相は「作戦は継続中で確認できない」などと述べたということです。
重ねて安倍総理大臣が、「とにかく日本人を含め、人質を全員無事に保護してほしい」と求めたのに対し、セラル首相は「最善の努力を尽くす。必要に応じて、アルジェリアにいる城内政務官に情報を入れるようにしたい」と述べました。(NHK)>
杜父魚文庫
11499 安倍首相 攻撃控えるよう電話で要請 古澤襄

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